日本は地震の多い国です。いつ・どこで起きるかわからない地震に備えて、子どもが一人でも落ち着いて行動できるよう、基本のルールを覚えておきましょう。「まず頭を守る → 揺れが収まるまで動かない → 安全を確かめて避難」がすべての基本です。
1. まず頭を守る — 3つの基本行動
大きな揺れを感じたら、まず頭を守ることを最優先にしてください。家具の転倒や物の落下から命を守れます。
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① 机の下にもぐる
机の脚をしっかりつかんで、机ごと動かないようにします。学校では先生の合図がなくてもすぐもぐってOK。
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② ランドセル・カバンで頭をおおう
近くに机がないときは、ランドセルや本などで頭を覆い、しゃがんで身を低くします。
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③ 両手で頭をかかえる
何もないときは、両手を組んで頭の後ろを覆い、低い姿勢で揺れがおさまるのを待ちます。
2. シーン別の身の守り方
学校にいるとき
- 机の下にもぐり脚をつかむ
- 窓ガラス・本棚から離れる
- 先生の指示で校庭へ避難
- 勝手に教室を出ない
家にいるとき
- テーブルや机の下へ
- テレビ・本棚・たんすから離れる
- キッチンの火の近くは離れる
- 揺れがおさまったらドアを開ける
外にいるとき
- ブロック塀・電柱から離れる
- 看板や自動販売機から離れる
- 公園・広場など開けた場所へ
- 頭をカバンで守りしゃがむ
登下校中
- 古い塀・自販機からすぐ離れる
- 店の中など丈夫な建物へ避難
- 歩道橋や橋の上は素早く渡る
- 近くの大人に助けを求める
エレベーターの中
- すべての階のボタンを押す
- 止まった階ですぐ降りる
- 動かなくなったら非常ボタン
- 無理にドアを開けない
海・川の近く
- 津波の可能性 → すぐ高い所へ
- 「揺れたら逃げる」を合言葉に
- 戻ったり荷物を取りに行かない
- 避難ビル・高台を目指す
3. やっていいこと・やっちゃダメなこと
◯ やっていいこと
- 大人や先生の指示を聞く
- 揺れがおさまるまで動かない
- 頭を守る・低い姿勢を保つ
- ドアを開けて出口を確保する
- 声をかけ合って助け合う
× やっちゃダメなこと
- 揺れている間に外へ走り出す
- エレベーターで逃げる
- 窓ガラスや本棚の近くにいる
- 火のそばに残る
- 大声で泣き叫び続ける
4. 揺れがおさまったら — 避難の手順
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① 周りを確認する
ガラスの破片や倒れた物がないか、頭を上げずにゆっくり周りを見ます。
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② 靴をはく・足を守る
裸足で歩くとガラスでケガをします。スリッパや上履きを必ず履いてから移動しましょう。
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③ 大人と合流する
家族・先生・近所の大人と一緒に行動します。一人で勝手に動かないことが大切です。
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④ 避難場所へ移動
家族で決めた避難場所(公園・学校など)へ。エレベーターは使わず階段で降りましょう。
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⑤ 余震に注意
大きな地震のあとは余震が続きます。安全な場所でも頭を守れる準備をしておきます。
5. 家族との連絡方法
地震の後は電話がつながりにくくなります。前もって家族で「集合場所」と「連絡方法」を決めておきましょう。
| 方法 | 使い方 |
|---|---|
| 171(災害用伝言ダイヤル) | 「1」で録音、「2」で再生。30秒のメッセージが残せます。 |
| web171 | 電話番号を入力してインターネットで伝言を残せる。 |
| 集合場所 | 家族で決めた公園・学校・親戚の家など。 |
| 近所の大人 | 先生・お店の人・警察官に助けを求める。 |
6. ふだんからの備え
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① 家具の固定を確認
本棚やタンスが倒れないように、家の人と一緒にチェックしましょう。
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② 避難経路を家族で確認
家・学校・通学路から避難場所までのルートを実際に歩いてみる。
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③ 非常持ち出し袋を用意
水・食料・懐中電灯・笛・ばんそうこうなどを玄関に置いておく。
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④ 笛を持っておく
閉じ込められたときに居場所を知らせる笛は、ランドセルやカバンに付けておきましょう。
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⑤ 避難訓練に真剣に参加
学校の避難訓練は本番のつもりで参加。体が覚えていれば、いざというとき動けます。
Q&A — よくある質問
地震が起きたらまず何をすればいい?
まず頭を守ることです。机の下にもぐる、カバンで頭を覆う、両手で頭を抱えてしゃがむ──のどれか。揺れている間は動かないでください。
学校で地震が起きたらどうする?
机の下にもぐり脚をつかんで頭を守ります。揺れがおさまったら先生の指示で避難。勝手に教室を出たり、保護者に連絡しようとしないこと。
外で地震が起きたらどこに逃げる?
ブロック塀・電柱・自販機・看板からすぐ離れて、公園や広場など建物のない開けた場所でしゃがみます。窓ガラスや落下物にも注意。
家族と連絡が取れないときはどうすればいい?
あらかじめ家族で決めた集合場所に向かいましょう。電話がつながりにくいときは災害用伝言ダイヤル171が使えます。近くの大人にも助けを求めてください。
◯ 覚えておく3つのこと
- まず頭を守る — 揺れが収まるまで動かない
- 勝手に動かない — 大人・先生の指示にしたがう
- 津波警報が出たら高い所へ — 海や川の近くは即避難